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【南魚沼】大河内家の保育園留学体験談

こんにちは大河内です。2022年9月に、新潟県南魚沼市に保育園留学で2週間滞在させていただきました。我が家は父、母(わたし)、子ども2人(0歳、5歳)の4人家族で、東京で暮らしています。南魚沼市は保育園留学を通して初めて知りましたが、「ぜひこの自然豊かな米どころで保育園留学をしてみたい」と興味を持ったんです。今回私たちは、東京からレンタカーを借りて約4時間かけて移動し、南魚沼市に到着しました。
 

自然・動物に触れて育まれた、金城幼稚園・保育園の2週間

南魚沼に移動した翌日、5歳の長男が2週間お世話になる、金城幼稚園・保育園に初登園。9時の登園に間に合うちょうどよい電車があったため、宿泊先からは電車と徒歩(塩沢駅から7分程度)で通うことを決めました。希望者は園バスでの通園も可能だそうです。
まず初対面から、先生方が「おはようー!待ってたよ!」と温かく歓迎してくれたことに感動! でも肝心の息子は恥ずかしがって私の後ろに隠れてしまい、離れがたい様子でした。 でも、登園後はすぐに教室でレゴ遊びを楽しんでいたと、降園時に先生から聞きました。先生方が毎日の子どもたちの様子を写真に収め、その写真を降園時に玄関のディスプレイに映し出してくださるのですが、レゴ遊びをしているときのとても嬉しそうな表情を実際に写真で見ることができました。 初日はほかにも、かけっこもしたと話してくれました。また、お昼ご飯が美味しくておかわりもしたそうです。 朝は心配していましたが、お迎え時の息子はいつも通りのお調子者を発揮していたので、先生方の温かい歓迎ムードに安心できたんだなぁと感じました。
保育園留学中のエピソードは色々あります。初日から3日目までは、園庭を飛び跳ねるカエルが怖くて触れなかった息子が、4日目にして「カエル取れるようになった!」と園庭でカエルをとって見せてくれたんです。片手で一匹を取り、もう片方の手でさらにもう一匹捕まえるという芸当まで!カエルだけでなくバッタも捕まえたみたいです。実はこの時期は運動会が近く、他のお友達は運動会の練習をしていることが多かったのですが、息子がそれに混じるのは楽しくないだろうと先生が配慮してくださり、一緒にカエルとりをしてださったそうです。マンツーマンで手厚く付き合ってくださり、息子も良い経験がたくさんできたこと、本当にありがたかったです。
 
 

米どころで体験した、最高の食育エピソード

自然を感じるエピソードは他にもありました。園庭にミントが生えていることを先生に教えてもらったようで、お迎えの時に「良い匂いがするよ」とちぎって匂いをかがせてくれました。園庭では数種類の野菜を栽培しており、息子はナスの収穫をしたそうです。敬老の日のプレゼントのお守りを折り紙で製作したようです。
そしてこの留学中に最も楽しみにしていたのは、稲刈り体験です。幸運にも稲刈りの時期に留学することができたので、東京ではなかなかできない、とても貴重な体験を子どもにプレゼントすることができました。親も見学することができました。保育園の園庭の一角が田んぼになっており、子どもはそこの稲を、先生に手を添えてもらいながら少しずつ刈り取ります。刈り取った稲は、保育園の外階段の手すりに逆さまに干します。先生が「なぜ稲を逆さまに干すのかな?」と問いかけると、子どもたちは「乾かすため」「おいしくするため」と回答。「栄養分を米粒におろして、お米を美味しくするため」ということを学んでいました。金城保育園の園児たちは田植え、稲刈り、脱穀、精米、食べるところまでを全て体験できるそうで、米どころならではの素晴らしい食育だと思います。
保育園留学が終わるにあたって、息子は、特にお世話になった3人の先生あてへの手紙を書きたいと言いました。最終日、手紙を大事に抱えて登園した息子は、恥ずかしがりつつも先生に渡せたようです。保育園からは「またあおうね いつまでもともだちだよ」と書かれたお手紙や、クラスのお友達と一緒に撮ってもらった写真が載った保育園留学修了証をもらいました。先生方からは最後に「また来てね!」といつもの明るさで送り出してもらい、楽しい保育園留学が終了したのです。
 

週末は家族で大満喫 南魚沼の自然を五感で感じる

週末は、雲海観測にでかけました。太陽が昇ったと同時に壮大で神秘的な雲海をみることができるので、おすすめです!ほかにも、カヌーやフィッシングも体験しました。「魚を捕りたい」という息子の想いを叶えるために行ったフィッシングは、特に息子の思い出に残ったようです。釣竿で釣るだけではなく、釣ったニジマスをビニールプールに放して今度は手でつかんだり、施設の方がさばいてくださるのを見て、焼いて食べるというところまで、命のありがたさを頂くという貴重な体験がひととおりすることができました。
わたしは、レンタサイクル「里山ミニクル」を借りて色々な場所を回りましたが、黄金色の稲穂で覆われた田んぼの間を自転車で走り抜けるのはとても爽快。空の青、山の緑、田んぼの黄金、澄んだな空気を全身で感じながらのサイクリングでリフレッシュできました!
南魚沼にはたくさんの親子で体験できるアクティビティがあるので、南魚沼の大自然を、山、川、田んぼで五感をフルに使って堪能できました。
 

南魚沼市でのワーケーション環境

仕事場は「事業創造拠点(コワーキングスペース)」を利用させてもらいました。ここでは、共有スペースだけでなく、打合せ用の半個室も利用できます。少人数を広々としたスペースでゆったり使えるのが快適でした。保育園留学で来ていることを話題に施設のスタッフの方と小話ができ、宿から徒歩5分というアクセスもあり大変お世話になりました。
 
この場所は地域にも溶け込んでおり、町の大学生や行政の方が打ち合わせで利用される時にも立ち会いました。市の委託で運営されていることもありますが、そういった意味ですでに地域のアイコンになっている場所なんだろうと感じました。
参考までに、コワーキングスペースは営業時間が9~17時のため、時間外の会議や作業については自宅に持ち帰ってしていました。会社から付与されているテザリングやスポットWifiがあれば、必ず持っていくようにした方が良いと思います。また、地域に根付いている拠点のため、イベントなどで貸し切りのことがあります。その時間帯は使えないので、事前に確認した方がいいですね。
 

宿が取り組む新規事業「新築同様のモデルルーム」に滞在する

今回の滞在先はyouhomes(ユーホームズ)さん。元々モデルルームだった新築同様の物件です。チェックイン時に「南魚沼特産品セット」が用意されていたという、非常に嬉しいサプライズから始まりました。日本一の塩沢産コシヒカリ天地米、なすやにんじん、じゃがいもなどのおもてなしの特産品をいただいただいたんです。ほかにも美味しい雪下にんじんのジュースや、日本酒まで入っていて、しばらくは現地で調達する必要はないくらいの量でした。
宿泊施設には各種調理器具や冷蔵庫、電子レンジ、IHコンロ、炊飯器、食洗機といった生活インフラ、調味料についても基本的なものは用意があります。町の中心部にありアクセスが大変よく、設備や空間含め、2週間いても居心地がいい施設でした。
園から帰宅後は、夫と長男は徒歩5分ほどの公衆浴場「湯らりあ」へいく事も多かったです。長男も水風呂と温泉に交互に入って楽しみ、とても温泉を気に入っていました。滞在中に長男が生まれて2,000日目を迎えたので、宿泊施設の隣のお菓子屋さん「ヴィシー」でそれぞれ好きなケーキを買って食べてお祝いもし、素敵な2週間の想い出を作ることができました。
 

保育園留学中の成功体験が、息子の自信につながった

まずは、受入してくださった金城幼稚園・保育園のみなさまに感謝したいと思います。初日から歓迎ムードを出してくださり、園がつくりあげる温かさと自然と共生する体験を学ぶことができました。
時期的な問題もあり、運動会の練習が多かったということで、クラスの活動に合わせることなく、長男のしたいことに個別に寄り添って一緒に遊んでくださったことで、カエル取りなど、やりたいことが存分にやらせてもらえてとても嬉しかっただろうし、満足したと思います。虫取りの楽しさを知った息子は、東京に帰ってからの週末に出かけた先でもトンボを手で捕まえることができてとても嬉しそうでした。
「カエルや虫がとれるようになった」
「出来なかったことが、出来るになった」
保育園留学中のさまざまな成功体験を通して、自信をつけることができたと思います。
保育園留学を終了して東京に戻ってからも、息子は段ボールで「六日町駅」行きの電車を作ったり、家族で南魚沼の思い出話をしたり、余韻はたくさん残っています。
東京に戻って3日後、寝る前に悲しそうにしていた息子に理由を聞いてみると、金城保育園が遠くてもう行けないのが悲しいとのこと。そのときに改めて、金城保育園の先生方にどれだけよくしていただいたのか、どれだけ良い体験ができたのかということを感じました。
この2週間、息子は東京を離れただけではなく、滞在先で親とも離れて保育園に通うという特別な経験をしました。1人で色んなことにチャレンジする中で、きっと息子は色々な自信をつけたのではないかと思います。
親もリフレッシュできる環境で仕事をしながら、南魚沼の魅力を大満喫することができ、旅行とはひとあじ違う、非常に価値のある2週間を過ごすことができました。
都心からのアクセスもよいので、今度は冬の南魚沼に戻ってきたいね、と家族で話しています。