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山本家の保育園留学体験談

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こんにちは!山本雅也です。今年7月に、北海道厚沢部町に保育園留学を目的に3週間滞在させてもらいました。わたしたちは、妻と2歳の娘の三人暮らしです。茨城県の大洗港から深夜便のフェリーに車を乗せて、北海道へ。苫小牧港から洞爺湖を経由して、厚沢部町に到着しました。
なぜ訪れたかというと、娘が2歳になり、言葉も興味の対象も一気に増えて、こんなご時世だけど、もっといろんな経験をさせてあげたいなぁ、いろんな景色を見せてあげたいなぁ、という親心が日に日に強くなり、もういっそのこと思いきり全部やってしまおう!ということで、留学させてもらいました。

のびのびと自然と触れて育つ、こども園はぜるでの生活

滞在初日から、厚沢部町に来てよかったなあ!と思いました。
初日の朝こそ、娘は預けた直後に泣いてしまって心配しましたが、Kidsly(こども園はぜるが導入している保育サービス)の連絡帳によると、おやつもお昼もおかわりしてモリモリ食べ、園庭で走りまわり、小さい蛙を見つけて、水遊びにも参加して、昼寝もたっぷりしたとのことで。
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そして早速、園庭の菜園畑で育てているズッキーニときゅうりを収穫したり、しっかり楽しんでいるようでひと安心しました。と同時に、親から見ても羨ましいというか、自分が通いたいくらい本当にいいなぁと思いながら、毎日の様子を楽しみにしていました。
施設の素晴らしさはもちろん、保育士の先生方が凄く気にかけてくれて、本当にありがたかったです。運営されている方々の、いいこども園であろうという姿勢に感化され、清々しい気持ちになりました。
それからも毎日、プールで水遊びした後は、なんとボルダリングまで!いろんなことを体験させてもらえました。娘が毎日楽しそうに過ごしてくれて、親としてはこの上なく嬉しいですね。保育園のすぐ横が大きな公園になっていて、帰りにもたっぷり遊べます。
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ちょうど滞在期間中、娘の誕生日が重なりました。園では、その月が誕生日の子をお祝いするイベントが毎月あるようなのですが、ちょうど娘の誕生日にそのイベントがありました。舞台にあがって大きなメダルをもらったみたいで、持って帰ってきて嬉しそうでした。子どもたちが楽しめるようにいろいろ工夫を凝らしてくれる先生方に感謝です。保育園留学がいちばんの誕生日プレゼントだったのかもしれないなぁと思います。

週末に家族で大満喫!厚沢部町の大地を感じる食育体験

週末にもたくさんの楽しみがありました。
お休みの初日は、畑へ!ブルーベリー好きな娘は、自分で採ったブルーベリーの甘酸っぱさにおおはしゃぎでした。勢いそのままに、100粒以上食べていました。
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この日、厚沢部町発祥のメークインのじゃがいも掘りをして、立茎アスパラも収穫して、最後は蝦夷まいたけの栽培を見学させてもらい、はじめて見るものだらけで娘もずっと目が凝らしているようでした。晩に、お土産にいただいた蝦夷まいたけをソテーして食べましたが、これが本当においしかった!正直、こんなおいしいまいたけは初めてでした。メークインだけじゃない厚沢部町、目を凝らすとそこかしこに魅力があふれていることに気付かされました。
週末の2日目は、厚沢部町の郷土料理教室へ。献立は、特産メークインのいも団子と、光黒(ひかりぐろ)の黒豆ごはんちらし寿司です。娘が畑で収穫したメークインを茹でて潰して冷まして、片栗粉を混ぜて団子にしました。そして、これまた特産のごぼう(実は作付面積、日本一!)のささがきをたくさん入れた、いも団子汁をつくりました。平たくした焼きいも団子もきれいに焼けていい感じです。娘もバクバク食べてくれて、作った甲斐がありましたね。
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厚沢部町では、ほかにも季節によって、現地の食体験がいろいろ体験できます。保育園留学でもパッケージとして組まれているので、ぜひお楽しみください!
自転車を貸してもらえたので、朝はサイクリングをしました。家を出ると、すぐに田んぼが広がります。田んぼと田んぼの間を走るだけで目が覚めました。厚沢部は、盆地ではないですが山合いにあるので、針葉樹がぎっしり繁る山に囲まれて、どこを見ても遠景がとても美しいです。
ほかにも、厚沢部町の中心部から30分ほどで深い山の中の水源地や、隣にある海の町、江差町(えさしちょう)など、自然や歴史を感じる場所を、地域のみなさんにご案内いただきました。厚沢部町は本当に魅力ある地域です。
保育園留学は、こども園はぜるのすばらしさはもちろん、町と地域の暮らし全体に入り込むことで家族全員にとって言葉にならないくらい豊かで充実した体験でした。
 

夫婦共働きでも、快適なワーケーション

今回、厚沢部町に訪れたいとは思ったものの、我が家は夫婦共働き、リモートワークできる働き方をしてはいるものの、果たしてちゃんとできるのか、という懸念はありました。
そこで、厚沢部町のみなさんに相談しつつ、必要な環境があるかひとつひとつ確認していきました。
まずは住居。素敵な過疎づくり株式会社が提供する「ちょっと暮らし住宅」に滞在しましたが、たいへん快適でした。
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ちょっと暮らし住宅のすぐ横には移住交流センターという施設があり、僕は施設で、妻は住宅でそれぞれリモートワークしていました。Wi-Fiも何の問題もないというか、都心より速い気がするくらい速く仕事にはなんの支障もありませんでした。むしろ、大自然の中でアイデアも出るし、娘が楽しんでくれている親としての充実感も相まって、仕事の生産性が上がった気もします。
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娘を園に9時までに預けて、17時までに迎えに行くルーティンです。ちょっと暮らしからこども園までは車でたったの5分なので、その点もとても快適でした。保育園留学は、厚沢部町とつながりながら、子もいい経験ができて、さらには親の仕事も両立できることが今回よくわかりました。
 

地元産の食材で彩る暮らし

園に預けた後の日課は、道の駅での食材買い出しでした。昼も夜も、基本は自炊になります。9時だとまだスーパーが開いてないのもありますが、道の駅は厚沢部町のことがよく知れるので、これまた楽しいところでした。地産の新鮮で、農家さんのお名前がわかる食材を買うようにしていました。朝イチに道の駅に行くと、まさに仕入れて並べている真っ最中だったりもして、活気あるマルシェのようで毎日楽しかったです。
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厚沢部町には、発祥の地であるメークイン以外にも、特産品がいろいろあり、そのひとつが「光黒(ひかりぐろ)」と呼ばれる大粒の黒豆です。表面に光沢があることから「光黒」と呼ばれています。1月に開催されたふるさと食体験でも、メークインと一緒にお届けし、参加者の皆さんにたいそう喜ばれた逸品です。仕事中の虫養いに、黒豆甘納豆をポリポリしながら、黒豆茶を飲んで、夜は黒豆納豆を食べる、「光黒(ひかりぐろ)」尽くしの毎日でした。
今後の保育園留学では、庄山農園さんや、前田農園さんなど、地元農家さんにご協力いただき、食材セットをご用意いただく予定です。地域の生産者とのつながりもぜひ感じていただければと思います。
 

家族からみた保育園留学

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最終日前日、娘に明日が最後の日だから先生とお友達にちゃんと挨拶しようね、と伝えての登園です。3週間という短い滞在でしたが、本当に充実した毎日でした。
ふるさと食体験をきっかけにつながった厚沢部町ですが、まさかこんなご縁になるとは思ってもみませんでした。保育園留学をきっかけに家族ぐるみで厚沢部町の暮らしに入らせてもらい、食育のような、旅行のような、お試し移住のような、ワーケーションのような、そのすべてが組み合わさったさらに豊かな体験でした。すべては、厚沢部町の皆さんのおかげ、そして楽しく過ごしてくれた娘のおかげです。保育園留学は、家族ごと厚沢部町の暮らしに溶け込める一番の方法だったと体験した今すごく思います。
夏以外の季節も、移りゆく自然の景色や農作物が素晴らしいと伺っているので、ぜひまだ別の季節に滞在したいと思いました。秋には、ホクホク感と甘さのバランスが神がかっていると噂のプレミアムかぼちゃ「さがらマロン」も穫れるとのことで、かぼちゃ好きの娘に食べさせたく今から狙っています。これからも末永く関わっていきたいです。ぜひたくさんの子育て世代が、厚沢部町での保育園留学を通して、豊かで充実した体験をしてほしいなぁと思っています。
 
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冬の保育園留学 体験記

 
 

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